ヤリスの炭山裕矢が今シーズン2勝目、2WDクラスは猪股寿洋が2連勝

2018/06/11


日本国内で行われる国際格式イベント4戦を対象とした、日本スーパーラリーシリーズ(JSR)第2戦「MONTRE 2018」が6月7日(木曜日)〜10日(日曜日)の日程で行われ、炭山裕矢/保井隆宏(トヨタ・ヤリス)が、野苅家宏一/高梨晃臣(スバルWRX STI)に6分38秒3の大差をつけて、開幕戦に続き2連勝を飾った。

レグ1

サービスパークが置かれたパルコール嬬恋の特設ランプにおいて行われたセレモニアルスタートに続き、初日は9SS、49.433kmを走行。炭山が、2番手の野苅家宏一/高梨晃臣(スバルWRX STI)に3分52.7秒もの大差をつけてトップに立った。最終サービスに戻ってきた炭山は、「これまで僕は色々なクルマに乗ってきたので、戸惑うことなくドライブすることができました」と、笑顔を見せる。

炭山からは遅れたものの、大きなミスもなく2番手をキープした野苅家は、「霧の出ていたステージもありましたが、無事にフィニッシュできました」と、安堵の表情で語った。3番手には2輪駆動部門トップの猪股寿洋/伊豆野健太(トヨタ86)が、4分47.6秒差で続いた。

レグ2

最終日は夜半から降り続いた雨により、路面はウエットコンディションに。初日の段階で2位以下に大差をつけてラリーをリードしていた炭山が、最終ステージでパンクというアクシデントに見舞われてしまう。それでも、マージンを活かしてトップの座を守ってフィニッシュ。映画『OVER DRIVE』で実際に使用されたヤリスで、難しいコンディションのラリーを走りきった炭山は「とにかく僕の仕事はラリーを走りきることだったので、ホッとしています」と、フィニッシュ後に安堵の表情を見せていた。

野苅家は、一時、猪股寿洋/伊豆野健太(トヨタ86)に2位の座を奪われる場面があったものの、後半のセクションでは突き放し、嬉しい2位表彰台を獲得。総合3位に入った猪股は開幕戦嬬恋に続き、2輪駆動部門で2連勝を飾っている。4位は「本当に厳しいラリーだった」と振り返った萩原泰則/原口静枝(スバルWRX STI)、5位には今回プジョー208GTiを初めて投入した高篠孝介/廣嶋真が入っている。

JSR 総合優勝 炭山裕矢
「最終SSで右リヤタイヤをバーストさせてしまって、ゆっくりサービスパークまで帰ってきました。モントレーらしい天気でしたね。昨日は晴れて、今日は濃霧と霧雨という非常に難しいラリーになりました。トヨタ・ヤリスという初めドライブするクルマでも、しっかりフィニッシュできて、チームには本当に感謝しています」

JSR 総合2位(プロダクションクラス優勝) 野狩家宏一
「本当に疲れるラリーでした(笑)。路面コンディションが本当に厳しかったですし、ラリーを通して大きなトラブルなく、生き残ることができて良かったです。次に参戦するラリーは現時点で未定です」

JSR 総合3位(2WDクラス優勝) 猪股寿洋
「一時2位を走る局面もありましたが、無理せず自分のペースを守りました。最終ステージは道が本当に荒れていて、マシンのアンダーガードを打ち付け続けたこともあり、『このまま壊れてしまうかも』と思いながら走り切りました(笑)。今年はJSRフル参戦を考えているので、秋田への参戦を予定しています」

MONTRE 2018 インターナショナル部門 最終結果
1 Y.SUMIYAMA/T.YASUI TOYOTA Yaris 1:15:00.5
2 K.NOGARIYA/A.TAKANASHI SUBARU IMPREZA WRX STI +6:38.3
3 T.INOMATA/K.IZUNO TOYOTA 86 +7:57.1
4 Y.HAGIWARA/S.HARAGUCHI SUBARU IMPREZA WRX STI +12:55.5
5 K.TAKASHINO/M.HIROSHIMA PEUGEOT 208 +14:57.8