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2018年 Super Rally Car(SRC)規定

1. 公示

この規定を満たす車両は Japan Super Rally Series(JSR)に出場を認められるが、規定詳細については出場する各ラリーの特別規則書が優先される。

2. SRCは合法的に公道走行できる車両であること

SRCには日本の公道を合法的に走れることが求められる。
日本国内で登録した車両は改造車検取得が求められ、一時輸入される海外登録車は登録国の公道を合法的に走行できることが求められる。

3. 日本モータースポーツ・アソシエーション承認車両であること

2018年度のFIA規定に合致する車両、JAF RJ規定に合致する車両、および日本モータースポーツアソシエーションが承認した車両とする。(ラリー北海道については2018年FIA地域ラリー規則第4条およびV4-第4条に従った車両)とする。
個々のパーツの使用については日本モータースポーツアソシエーションがAPRCワーキンググループ等と協議の上、可/不可の判断を行う。このためSRCの車両製作者は基本プランについては遅くとも車両が出場開始する日の3ヶ月前から、追加パーツは遅くとも1ヶ月前には日本モータースポーツアソシエーションとの協議を始めパーツ使用の可/不可を確認すること。また2017年にASNカーの承認を受けている車両は新たな承認は不要とする。
連絡先:tech@super-rally.net

4. 安全装備

4.1 ロールケージ
2018年度のFIA J項に合致するものとする。

4.2 キルスイッチ
義務づけとする。

4.3 自動消火器
取り付けを推奨する。2019年以降は義務づけとするが、ラリー北海道出場車両は2018年も義務とする。尚、ラリー北海道以外のラリーについても特別規則書の規定が優先される。

4.4 ハンドヘルド消化器
義務づけとする。

4.5 ドア内には純正装着のドアバーもしくはFIA準拠のハニカム補強材を装着すること。

4.6 シートベルト、シート、FDRデバイス、ドライバーウエアなどはすべて該当年度のFIA規定を満たしていること。

5. エンジン

生産車に搭載されている2L以下のエンジンを使用する。市場で購入可能な2L以下のエンジンは詳細を日本モータースポーツ・アソシエーションに申請し、使用承認を受ける。

6. エンジン補機

6.1 ターボ:自由

6.2 エアリストリクター
過給器付きエンジンはエンジン本体の排気量に関わらず最大34φとする。(ラリー北海道出場車両はAPRC ASN車両規定に従う事)

6.3 エクゾースト&キャタライザー
公道走行要件を満たすこと。音量は測定距離3mの場合105dB(A)以下とするが日本モータースポーツアソシエーションは6週間の猶予をもって最大音量引き下げを行うことがある。

7. 最低重量

FIAホモロゲーションやJAF車両規定で規定されない車両はラリー装備での最低重量(スペアタイヤ1本、ドライバー装備を除いた重量)は1230kgとする。(ラリー北海道出場車両はAPRC ASN車両規定に従う事)

8. リムとタイヤ

2018年は自由とする。2019年以降は改訂を予定。

9. SRC2

2017年に規定したSRC2は廃止する。